検査案内

当院では、胸部X線検査、骨粗鬆症検査(骨密度測定DIP法)、心電図検査、肺機能評価、胃カメラ検査、腹部超音波検査、簡易睡眠時無呼吸症候群スクリーニング、ホルター心電図などの幅広い検査を提供しております。
患者さんの健康と安心を最優先に考え、病状に対する不安を和らげ、必要な治療や予防医学に焦点を当てた医療を心掛けております。
また、専門的な読影を行う放射線科医による二重チェックにより、詳細で高品質な検査を提供しています。
どんなご質問やご不明点があっても、お気軽にお問い合わせください。

更年期障害、妊婦検診、産褥検診、乳児検診、子宮がん健診などの女性が気になる症状について総合的にサポートいたします。不妊治療、予防接種も実施しています。

内科検査

胸部Xp検査

レントゲン検査:エックス線(X線)により、胸部(主に肺、心臓、大動脈、脊椎など)、腹部(腸管、腰椎)上下肢などを画像的に検査します。X線を使いますが、通常のX線(放射線)検査での放射線の被ばく量は少なく、身体に影響を及ぼすことはないといわれています。

骨粗鬆症検査

骨粗鬆症検査は、骨の健康を評価する検査です。骨密度を測定し、骨が脆くなるリスクを評価します。通常、腰や大腿骨の骨密度が測定されます。

当院ではDIP法(第2中手骨とアルミスケールを同時にレントゲンで撮影して、中手骨とアルミニウムとの陰影濃度を比較し骨塩量を測定する手法)を用いております。骨密度検査は、骨の健康を知る上で重要な手がかりです。気になる方は一度検査をお勧めします。

心電図検査

心電図検査は、心臓の活動を記録する検査です。特に心臓のリズムや異常を確認するのに役立ちます。電極を体に取り付け、心臓の電気的な活動が記録されます。検査中は痛みはありません。

ホルター心電図:24時間心電図波形を記録する検査です。病院では確認できない時間(夜や寝ている時間)の不整脈や狭心症などの病気を発見することができます。胸の5か所にシール(電極)を取り付けウエストポーチタイプのバッグに入れて腰に巻きます。

肺機能評価

肺機能評価は、肺の機能を評価する検査です。肺活量や吸い込みと吐き出しの能力を測定し、呼吸器疾患の診断や管理に役立ちます。通常、吸う管を使って呼吸力を測定します。

胃カメラ検査

胃カメラ検査は、食道、胃、十二指腸の内部を観察する検査です。柔軟な管にカメラが取り付けられ、口や鼻から挿入されます。これにより、医師は内部の異常や病変を確認できます。当院では経鼻内視鏡を使用しております。

経鼻内視鏡検査は、鼻からスコープを挿入して行います。使用する内視鏡スコープは、直径はわずか5~6mm程度ですので経口内視鏡に比べてかなり細くなっています。そして、経鼻検査では鼻からスコープを挿入するため、触れるとオエっと強い嘔吐反射を起こす舌の根本にスコープが触れることなく検査ができますので経口内視鏡に比べ楽に胃カメラを受けることができます。

腹部超音波検査

腹部に超音波検査用ゼリーを塗り、プローブを当て行います。超音波なので痛みや被ばくの心配はなく身体的負担の少ない検査です。腹部の臓器(胆嚢、肝臓、膵臓、脾臓、腎臓など)の異常や疾患の発見を目的として行います。
また毎年検査することで、脂肪肝などの生活習慣から起こりうる所見の変化を観察することも可能です。

簡易睡眠時無呼吸症候群スクリーニング

簡易睡眠時無呼吸症候群スクリーニングは、夜間の睡眠中に呼吸の問題を評価する検査です。患者は特別な装置を使用して睡眠中の呼吸パターンを記録し、無呼吸症候群のリスクを評価します。

睡眠呼吸障害の程度(AHI)が40以上で眠気などSASの症状が明らかな場合、治療(CPAP)の対象となります。AHIが40未満であれば、さらに精密検査(PSG検査)が必要です。

婦人科検査

経腟エコー

経腟エコーは、女性の骨盤内の臓器と組織を超音波で評価する検査です。妊娠の確認、不妊症の原因特定、月経に関連した問題の診断、卵巣や子宮の異常のスクリーニング、IUD(子宮内避妊具)の位置確認に使用されます。検査は一般に痛みがほとんどなく、比較的迅速に行われます。医師との相談を通じて、必要性や目的について詳細に話し合うことが重要です。